回復値と技能・能力などによる変動値を抑えていきましょう。
実に簡単。その式とは
『最終回復値 = 素の回復値x 倍率』
これだけです。
倍率はは全ての変動値を足したものになります。
わかりやすいように最終回復値をR、素の回復値をr、倍率をmとし、例題を見てみましょう。
さて、例えば
リカバリーを3取っていると仮定して、意志力で115ずつ回復しているとします。
これは素の回復値100にリカバリーの15%上昇の効果を得ていることになります
r = 100、m = 1.15、よってR = 115となりますね。
ここまでわかったかな?
次は絶望を2取り、リカバリー0の敵にデバフを与えたら?
意志力の素の回復値が100だとした場合
絶望2は10%減少なので倍率は0.9
r = 100、m = 0.9
∴R = 90になります
さぁ、ここからが本題
では絶望2でリカバリー3の敵にデバフを付与したらどうなるでしょう?
絶望2が-10%、リカバリーが+15%なので変動値はは+5%、つまり倍率1.05
r = 100、m = 1.05
∴R = 105となります。
そろそろつかめてきたかな?
じゃあ応用編だ
絶望1、化石化(技)3、リカバリー3の敵に流血と気絶を付与した。この場合のRは?
まず、意志力はデバフの種類1つにつき回復だ。ここでは2種類のデバフがあるため、r = 200だ。
さて、変動値をみてみよう。
絶望はデバフの数1つにつき回復値減少だ。絶望1は-5%、つまりこの場合デバフが2つで計-10%
リカバリーは+15%
化石化(技)は気絶を付与していたら回復値減少。化石化(技)3で-30%
よってこの場合変動値は15 - 30 - 10で-25%、よってm = 0.75
∴R= 200 x 0.75 = 150だ。
さぁ、倍率マイナス、つまり回復がダメージに変わってくるところに突入だ。
ギロチンのゲージ2は回復を反転させると書いてある。これを変動値風にいうと-200%だ。
リカバリー3の敵に反転を付与しても、変動値は-185%、倍率でいうと-0.85。
つまりダメージは100ではなくて100 x -0.85 = 85ダメージになる。
反転しても妙にダメージが少ないと思ったのなら、これが理由だ。
ではでは、今回の話の本題
ボイドと化石化(デ)、リカバリー、絶望、そして化石化(技)の関係。
仮に絶望を取ってないとする。
敵はリカバリー3。この場合、1番回復を抑える方法は2連続で化石化(デ)を付与すること。
変動値が(-50% x 2) + 15% = -85% で、倍率に書き換えると0.15だ。
つまり100 x 0.15で15ずつ回復することになる。
さらに器用さダウン、疲労とデバフの数が増えるにつれて回復量も30,45と増えてしまう。
ではこの状況を絶望1の場合どうなるか検証すると
2連続化石化(デ)で変動値が(-50% x 2) + (-5% x 2) + 15%で-95%
m = 0.05なのでRはたったの5になる。
デバフの数が増えると変動値はさらに減少、デバフの種類が増えると意志力によりrが変動。
これがボイドが絶望を最低でも1は取っておく必要がある理由である。
もちろん意志力による回復でないならrはデバフの種類により変動はしないが、それでもリカバリーは大抵3まで取っていることが多いため、絶望1は必要最低限であることは変わらない。
では最後にボイドの、敵の意志力反転によるダメージが1番大きくなる方法をみてみよう。
まず、ボイドの恐怖はデバフではないため意志力は発動しない。あくまでもボイドの恐怖1つにつき変動値に-100%補正をしてくれるだけ。ここでは安定にボイドの恐怖を1つ維持できることを想定する。
rはデスさんのキルモンガーからとり、120としよう。
デバフの数は化石化(デ)、疲労、器用さダウンが各自2つ、ダークスティング2つ、反響によるウィークネス1つと受け流しによる気絶。計10個、種類6。
mは絶望3で-15% x 10、恐怖で-100%、化石化(デ)で-100%、化石化(技)3で-30%、リカバリーで+15%、計-365%
r = 120 x 6
m = -2.65
R = -1908
気絶が短いためほんの1、2ティックほどだが、ボイドのティアに関係なく1908というダメージを与えられる。
気絶が切れてもあの条件下なら1584ダメージずつ与えるので強いのには変わらない
ダークスティングがなくてもダメージは高い上に
ボイドには付与したデバフの種類1つにつき与える直撃ダメージもある。
恐れるに足りないとはこのことよ。