センチネルが世界を支配し、ミュータントの数が激減してしまった未来からやってきたミュータント、ビショップ
エネルギーを吸収し、それを攻撃に転用する能力を持っており、このゲームでもその特性を活かして戦います。
新規ミュータントキャラとしてはアイスマン以来、約1年ぶりの登場となりましたね。
自分で使ってみた感触や、相手として出てきた場合の対処法など、自分なりの考察をご紹介します!
ビショップを使う上でまず重要な要素は、「次の戦闘へのパワー引き継ぎ」と「勇気のストック」の2つです。
まずはパワーの引き継ぎについてです。ビショップは、戦闘終了時に貯まっていたパワーを次の戦闘にそっくりそのまま持ち越すことができます。このパワーの引き継ぎにより様々な能力を引き出せるのが他のキャラにはできない何よりの特徴と言ってもいいでしょう。
貯まっているパワーゲージが何本かは戦闘前に確認することができます(写真では3本)。
次に勇気のストックについてです。
ビショップは勇気(写真の紫の稲妻のようなマーク)をストックし、それを消費することで様々な能力を使うことができます。勇気のストック量は動作ごとに異なってくるので、1つ1つ見ていきましょう。
まず最もオーソドックスな勇気の貯め方はタイムリーブロックです。
これによりビショップは勇気を3得ることができ、パワーも少し貯まります。
そのため、基本は受け流しにより勇気を貯めていくことになるでしょう。
なお、スキルキャラに対しては1回のタイムリーブロックで倍の6勇気を得ることができます。逆にテクノロジーキャラ相手ではこの方法で勇気を貯められないので注意しましょう。
次にエネルギーダメージの能力を受けた場合です。
こちらではダメージ効果時間中に勇気が1ずつ増えていくようになります。
これと相性抜群なのはアイスマンの開幕コールドスナップでしょう。ビショップはデフォルトで非常に高いエネルギー抵抗を持っているため、コールドスナップのダメージを抑制し勇気を貯めていくことができます。
なおこちらもテクノロジーキャラの能力では勇気を貯められないため注意しましょう。
ここでエネルギーダメージの能力をまとめておきます。
オーソドックスなのは焼却、ショックなどのデバフでしょう。
キャラ固有のものとしては、アイスマンのコールドスナップやマジックのリンボ、メフィストの焼却のオーラ、更にはモルドのソウルバーブも含まれます。ビショップはこれらの能力によるダメージを軽減し、勇気を貯めていくことが可能です。
ただし体力低下やボイドのデバフによるダメージなど、直撃ダメージとなってしまうものは該当しないため注意しましょう。
最後にエネルギー攻撃を受けた場合です。
この際にもビショップは勇気を1ストックしパワーも貯めることができます。
これは主に相手として出てきた場合に注意が必要でしょう。エネルギーダメージを与える能力を持つキャラは極力ビショップ相手に使わない方が無難ですね。
それでは勇気の活用法を見ていきましょう。使い方は2つあります。
1つは必殺技のダメージ増加です。ビショップは必殺技発動時に貯まっていた勇気を全消費し、勇気1つにつき必殺技の威力を10%増加できます。
勇気は最大30まで貯められるため、最大まで貯めた際の威力は+300%、計4倍ととんでもない威力を誇ります。特に一撃必殺の性質を持つ必殺2、3とは非常に相性がいいですね。また、パワーシールドノードでも大活躍するでしょう。
2つ目は回復です。
ビショップはブレイドと同じく防御を維持することで勇気を消費し体力を回復することができます。ただし回復量はそこまで高いわけではないので、あくまで保険として捉えておくのが無難でしょう。
なおこの方法で流血デバフを打ち消すことも可能なので、特にダブルエッジを付けている方にはうってつけの能力と言えますね。
シグっていると、前の戦闘で貯まっていたパワーの本数に応じビショップがボーナス能力を獲得します。1つ1つ見ていきましょう。
まず0本の場合は、勇気が一定以上貯まっていた場合に必殺技が防御不能となります。
特にメデューサやモードック、モルドなど防御が厄介な相手にはうってつけの能力と言えるでしょう。
次に1本貯まっていた場合は、防御時に気絶耐性を獲得し、更に相手のスキル精度を低下させることができます。
この気絶耐性が活かせるのは、「無条件、もしくはこちらの防御時に気絶を付与できる能力」となります。
つまり、イエジャケのパワースティング終了時の気絶、クェイクのアフターショック、シビパンの気絶反射、必然ノードなどが無効化できる対象となるでしょう。
また精度低下は厄介な能力を持つ相手には有効ですね。
次に2本貯まっていた場合は、必殺技発動時に焼却デバフを付与できるようになります。
この焼却によるダメージは必殺技の威力に応じて上昇するため、爆発的な威力を出せる必殺2、3との相性は抜群でしょう。勇気を貯めて必殺技を出せば焼却のダメージもより上昇させることができますね。
最後に3本貯まっていた場合は、戦闘開始時から必殺1のエネルギーダメージの効果が発動するようになります。前述の通りキルモンガーやエレクトロなどの反射ダメージを開幕時から抑制するのにはオススメでしょう。
ただ、必殺3のダメージを最大限活かすのであれば敢えて貯めるのを2本にしておき、焼却ダメージを付与するのがより効果的ですね。
必殺1ではエネルギーダメージ(ピンク色の稲妻マーク)が発動します。
この能力が発動中は攻撃にエネルギーダメージのボーナスが付与されます(2枚目の写真でアイスマンに122入っているのがボーナスダメージ)。このボーナスダメージは必殺1発動時にストックされていた勇気の量に応じてダメージ量が上昇する性質を持つ上、相手のガード時にもある程度のダメージを付与することが可能です。
この技は一撃必殺の性質が強い必殺2や必殺3とは対照的に、ボーナスダメージでじわじわ相手を追い詰めていく長期戦向けの技と言えます。戦闘が長引くことが予想される場合は基本こちらを使っていくといいでしょう。
なおこのエネルギーダメージ発動中は、キルモンガーの反響やエレクトロの反射ダメージ、スパイクアーマーなど、受けたダメージに応じてダメージを反射する能力の効果を軽減する能力も持っています。
ただし棘は一定量のダメージを反射するのでこの能力の対象外となってしまう点には注意しましょう。
こちらは戦闘開始から12秒以内に技を発動することで威力が1.5倍になります。
これは言わずもがな、前の戦闘でゲージを2本貯めておき次の戦闘で一気にぶっ放すのが最も効果的でしょう。12秒以内であれば受け流しなどで勇気を貯めた上で更に威力を増加させるのもオススメですね。
ビショップが貯まったエネルギーを一気に解放します。
この技は相手の体力が85%以上15%以下ならダメージが1.3倍、体力が満タンの敵に対しては何とダメージが1.7倍にもなります。
こちらも前の戦闘でパワーを3貯めておき、次の戦闘で一気にぶっ放すのが最も簡単でしょう。
ビショップがシグっていれば、敢えて貯めるのは3のちょい手前くらいにしておき、受け流しで勇気とパワーを貯め必殺技発動→ダメージ1.7倍+シグスキルの焼却付与をするのが最も効果的だと思います。
ビショップには絶対に発動させてはいけない能力があります。それがオーバーロードです。
これは勇気をマックスの30以上貯めた場合か、パワーゲージが満タンの状態が9秒以上続くと発動してしまい、ビショップの体力が減っていってしまいます(写真で14入っているダメージがオーバーロード)。これを防ぐには、必殺技を使って勇気やパワーゲージを消費するしかありません。特にパワーゲージが満タンの状態になったら出来る限り早く必殺技を発動しましょう。
サイロックとのシナジーでは、相手のパワーが1本貯まった際に化石化デバフを付与します。
ただし効果時間が1秒と非常に短いため、ボイドほどの効果は期待できないでしょう。
おまけにサイロック自体も相手のパワーを0にして戦うスタイルのキャラなので、イマイチ噛み合っていない感があります。
さしずめ、シャワーによるパワーゲインやビュッフェなどの回復を少し抑制する程度でしょうか。
次にストーム、サイクロプス、ストレンジ、エレクトロとのシナジーでは、ビショップはバトル開始時に勇気とパワーをストックした状態で戦闘を開始できます。
このシナジーはユニークシナジーではないため重複も可能です。
そのため戦闘開始時にあらかじめ勇気をストックできることで必殺2や3の威力を更に増大させられる点が大きいと言えるでしょう。
一方のこれら5体のキャラはエネルギー抵抗を増加させられます。
様々な状況に対応できる汎用性を持ち合わせている一方で、扱いは非常にテクニカルと言えます。
次の相手に対応するためにどのシグスキルを発動させ、パワーをいくつ引き継げばいいか、どの必殺技を使うのが効果的なのか、貯めた勇気をどのタイミングで必殺技に使用し、どのタイミングで回復に使うのかなど、効果的に使うには様々なことを考えなくてはいけません。
無論相手が見えないAWでは、次の相手を予想しノードの効果も考慮した上で立ち回る必要があります。まさにシグスキルの名の通り「先見の明」が必要となるキャラと言えるでしょう。
そのため、慣れないうちは能力に振り回されがちになってしまい、どうしても器用貧乏なキャラとなってしまうかもしれません。
しかし能力を理解して練習を重ね、適切に使っていけるようになれば、色々な相手・ノードに対応可能な非常に頼りになる存在と言えます。まさに玄人向けの強キャラと言えるでしょう。
AWのディフェンスとしては中堅でしょうか。オススメノードは以下の通りです。
・強化エネルギー攻撃
言わずもがなでしょう。これに付随してマゾヒズムも付いているため、より厄介となるかもしれません。
・パワースタート1
シグっていればこれによりシグスキルの精度低下を付与できると思われます。
・キネティックリアクター
必殺技の避けにくさからどうしても防御をしがちになってしまうであろうことを利用し、より効率的にパワーを貯めることができると思われます。
・物理抵抗力、適応
物理ダメージに弱いビショップの防御力を補うことができると思われます。適応によりエネルギー抵抗が付けば、ただでさえ高いエネルギー抵抗を更に高められそうですね。
相手として出てきた場合は必殺技が避けにくいことが厄介な点になると思います。必殺技を避けやすいホムスパやパワーロックを駆使できるマジックなどは特に有効と言えるでしょう。
また、ハルクやソーなどによる気絶ハメプレイも割と効果的と思われます。ビショップは物理攻撃に対しては何の耐性もないため、肉弾戦に持ち込めば比較的有利となります。ビショップのパワーを満タンに固定した上で気絶ハメが出来れば、前述のオーバーロードによる自滅も含めてよりダメージを与えていけるかもしれません。
作成・編集:PUTAO7125(【囚人】カサンドラ)