セントリーの暗黒面とも言える邪悪な別人格、ボイド
太陽100万個分という絶大なパワーを持つセントリーが悪に堕ち、おまけに不安定な精神が振っ切れたとだけあってその脅威は計り知れず、あるストーリーではあのアスガルドを壊滅寸前に追い込むほど暴走するなど、非常に危険な存在と言えます。
このゲームでもその邪悪な能力を存分に発揮していると言えるでしょう。
実際に使ってみた感触や、相手として出てきた際の対処法など、自分なりの考察をご紹介します!
ボイドを使いこなす上で欠かせないのが威圧的な存在感ですね。これは10秒経過ごとに相手に自動でデバフを付与していく能力です。この能力により発動できるデバフは
機敏性(走るようなマーク):完全回避、器用さの精度30%低下
化石化(渦巻きのようなマーク):回復とパワーゲインの有効性50%低下
疲労(ロックオンのようなマーク):クリティカル率低下
の効果をそれぞれ持ちます。
なお、どのデバフも最大2個スタックが可能です。
ではそれぞれのデバフの能力を見ていきましょう。
まず機敏性デバフについては完全回避のスキル精度を下げられることから、クラスパやナイクロに対しては比較的相性がいい能力と言えるでしょう。後述するシグスキルのボイドの恐怖も合わせれば最大3スタック分、90%の精度低下効果を発動できるため立ち回りはしやすくなるでしょう。
ただし完全に回避を封じてしまうアイスマンには劣ってしまうかもしれません。
次に疲労デバフはモルド特化の能力と言えるでしょう。最近の仕様変更で疲労デバフによりアストラル回避を封じられるようになったので立ち回りが非常にしやすくなりますね。
そして特に強力な効果を持つのが化石化デバフです。これは回復とパワーゲインの有効性を下げる能力なのですが、その仕様が特殊で、化石化デバフ1つにつき
・回復量50%減少+回復するはずだった体力の50%を反転
・パワーゲインなど特殊な効果によるパワーの上昇を50%減少
の効果を発動します。
つまり、化石化デバフを2個スタックすれば、回復するはずだった体力を全て反転させ、パワーゲインなどの効果を実質無効化できるのです。そこにシグスキルのボイドの恐怖も発動すれば回復量の1.5倍を反転し、パワーゲイン効果すら反転させるため、どちらか一方でも使うキャラ相手には非常に有利に立ち回れるでしょう。
写真をご覧下さい。メフィストに発動している意志力(120回復)が反転されているのが分かります。
ちなみにメフィストの瀕死時の回復については、ギロチンやモードックの反転と同様体力の反転は行われず、あくまでヒルブロと同等の効果となります。ただしそれは化石化デバフを2個以上付与した場合の話で、1個の場合は回復量が半分にはなりますが普通に体力が回復してしまう点には注意しましょう。
これらのデバフの効果は全て最大の2スタックされるまで持続するため、効果が有効なキャラには後述の直撃ダメージも合わせてかなり強力です。ただし、デバフの発動はランダムであるため望みのデバフが出ていない場合は必殺1で付与を試みましょう。
そしてボイドは異なる種類のデバフが相手に発動することに直撃ダメージを付与できます。写真でアントマンに132与えらているダメージが直撃ダメージです。
デバフ1個だけではダメージはそれなりですが、たくさんの種類のデバフを付与すれば割と高いダメージを与えられます。自殺技能をつけている相手などには非常に相性がいいですね。
そしてこの直撃ダメージは相手として出てきた場合は非常に脅威となります。何をしなくても勝手にダメージを与えられてしまうため非常に厄介ですね。デバフを除去するにはコンボを10の倍数にする必要があります。
手順はこちら。
①デバフ発動までのタイマー作動中にコンボを10の倍数一歩手前で止めておく(写真1枚目)
②タイマーが回り切ると自チームに生き残りがいるほどデバフ発動までの猶予時間が発動。この時間中に攻撃を与え除去するのがベスト。
③デバフが発動したら即攻撃を加えデバフを除去(写真2枚目)
といった感じです。破滅ノードにも似た立ち回りが必要とされるので、予期せぬ場面で出てきた際に備えて練習しておきましょう。
なおボイドは現在のキャラの中でも希少な焼却への耐性を持っています。そのためメフィストに対してはオーラによるダメージを気にせず立ち回れるため非常に有効でしょう。
必殺1では相手に威圧的な存在感によるデバフを1つ付与します。発動までのタイマーの時間を待たずにデバフを付与できるので使い勝手はいいですね。
ただしセントリーとのシナジーを使うときなど、デバフを長続きさせるために敢えて発動しないという手もあるため、考えなしに連発するのはあまりオススメできないかもしれません。
なお相手として出てきた場合は追撃の球体エネルギーが飛んでくるまで時間があるため、回避タイミングを間違わないように注意が必要です。
必殺2は相手にダークスティングを2つ付与します。名前が似ているイエジャケのパワースティングと違うはこちらがデバフであるという点ですね。つまり直撃ダメージの対象にもなります。
ダークスティングが付与された相手は必殺技を発動するとダークスティングがウィークネスか体力低下デバフに変換されます(写真2枚目)。付与できるデバフを増やせるため直撃ダメージの威力を増やしたり、後述のセントリーとのシナジー用に使うのがオススメです。なおこれにより発動する体力低下によるダメージはそこまで高くはないので過信は禁物です。
そして必殺3は一時的にセントリーがボイドの支配を逃れ、自慢のエネルギーを爆発させます。
この技の威力は技発動時に相手に付与されているデバフが多いほど上昇します。ただしこの技は後述するセントリーとのシナジー専用の技なので、シナジーを搭載していない状態で敢えて発動するメリットは薄いでしょう。
シグスキルが発動していると、全てのデバフが最大数スタックされ除去された後にボイドの恐怖を発動します。これはデバフには当てはまりません。
ボイドの恐怖は機敏性、化石化、疲労デバフ各1つ分の効果を全て内包し、攻撃力をアップさせる効果を持ちます。
デバフが除去された際にもその効果を付与し続けられる他、発動時間が40秒と長いためデバフとの重複も可能なのでより効果を高められますね。
なおシグスキルにはデバフ発動までの時間を短縮する効果もあるので使い勝手はかなり良くなりますね。
何かと原作で関わりのあるハルクとのシナジーでは強攻撃のチャージ中に激怒を発動できます。
ボイドの強攻撃は発動時間が長いため他のキャラより当てやすいので、激怒の発動自体は難しくないでしょう。ただ敢えてこのシナジーを発動するよりかは後述のセントリーのシナジーの方が火力アップには適しているでしょう。
そして別人格であり、宿敵とも言えるセントリーとのシナジーでは、必殺3の発動時にセントリーの固有能力である現実歪みが発動し、バフではない常時発動の激怒が発動します(写真2枚目)。激怒の効果は必殺3発動時に相手に発動しているデバフの種類に応じて上昇します。5種類以上発動していると最大となります。
最大では攻撃力が4倍近くにも上がるためかなりの火力を叩きだせます。
ただし最大火力を出すにはデバフ3種類に加えて必殺2のダークスティングの効果も必殺3発動時に発動している必要があるためかなり時間はシビアとなります。普通に殴っていても最大火力を出せれば御の字と言えるでしょう。
そのため普通はデバフ3種類の付与による強化を狙うことになるでしょう。
ただし自殺技能をつけている相手には簡単に最大火力を発動可能なのでオススメかなと思います。
アベンジャーズメンバーとのシナジーでは、これらのキャラが相手の場合ボイドの恐怖が戦闘開始時に30秒間発動します。特に稀に行う回避が面倒なウィドウやシンセシスによるパワーゲインを行うビジョンに対しては有効的でしょう。
一方のアベンジャーズメンバーは攻撃力がアップします。
デバフの効果が非常に優秀である上、直撃ダメージも与えられるため、全体的に見てもかなりの相手やノードに対応していける強キャラと言えるでしょう。相手によっては最強クラスにも匹敵する実力を出せると思います。
特に化石化デバフの効果がかなり強いので、強力な回復やパワーゲインを行う相手に対してはかなり有利に立ち回れます。
特にメフィストに対しては、焼却耐性によりオーラのダメージの影響を受けず立ち回れる上、そのオーラによるパワーゲイン量も抑えることができます。更に瀕死の回復も抑えられるためまさに「天敵」と言える強さを誇ります。
また強力な回復を使うゴブリンを始めとして、ウルヴァリンや社長などは体力をゴリゴリ削れます。
ノードで言えばビュッフェとの相性は抜群でしょう。化石化デバフを付与すれば回避して器用さを発動するだけで相手の体力を削れるのです。
そしてパワーゲインを使うペリオンやシャワーを用いるミスティックキャラとの相性もいいでしょう。
またモルドに対しては前述の通り疲労デバフによりアストラル回避を封じられるほか、化石化デバフによりパワーゲインも抑えられるため相性がいいと言えるでしょう。
回復とパワーゲインという2つの厄介な要素に対して強いため、アラウォのオフェンスを始めとして様々なシチュエーションで活躍を期待できるキャラといえます。
能力が全てデバフ頼みであること。そのためデバフを無効化する能力を持つエーヴェノやキングピン、デバフ耐性との相性は最悪である上、マゾヒズムとの相性もいいとは言えないでしょう。
またデバフにより制限できる能力を持たないキャラに対しては直撃ダメージを与えるだけになってしまうため本領発揮はできなくなってしまいます。そのような相手には他の適正キャラを使うか、どうしてもボイドを使う場合はセントリーとのシナジーを使うのが無難でしょう。
相手として出てきた場合はデバフによる直撃ダメージが非常に厄介となります。前述の解除法を練習するか、有効なキャラを持ち込むなどして対抗しましょう。
必殺技はタイミングさえ間違わなければ回避自体はしやすいので、焦らずコンボ数を確認して立ち回ることが大切です。
自分がオススメするキャラはこんな感じです。よければ参考にどうぞ。
・精度低下キャラ(ウィドウ、クロボン、アークエンジェル、ブレイドwithゴスラシナジーetc.):高い精度低下能力を持つキャラであれば、そもそもデバフの発動自体を無効化できるため非常に有効です。
・ソー、ハルク:「コンボ数なんて気にしてられねえよ!」という方にオススメ。攻撃の繋げ方に気をつければ気絶壁ハメプレイにより一方的な攻撃を仕掛けてデバフを気にせず立ち回れます。
その性質上、アラウォのディフェンスでも比較的有効的なキャラと言えるでしょう。
特に気絶耐性やデバフ耐性に置けば前述の解除法がやりにくくなる上、アクエンの神経毒による精度低下などもやりにくくなるため有効的かなと思います。
また似たような性質を持つ破滅ノードに置けば頭がこんがらがること間違いなしですね笑 凶暴なる力なども攻撃タイミングがどうしても制限されるためオススメでしょう。
またフレアの体力低下と直撃ダメージの合わせ技なども良さそうですね。
あえて置くとすれば強化エネルギー攻撃や必殺2改、必殺2志向などでしょうか。大流血も有効だとは思いますが、メフィスト同様アイコンについてる魂マークでバレバレになってしまうので耐性持ち投入されて終わる可能性は高いです。
作成・編集:PUTAO7125(【囚人】カサンドラ)