キングピン

恰幅の良い体型でありながら、実は全身筋肉の塊である裏社会のドン、キングピン
その強烈なパワーを示す憤怒と呼ばれる能力が特徴的なキャラですね。かつてイベクエのラスボスとして出てきた際に苦戦した方も多いのではないでしょうか。
実際に使って見た感触や、相手として出てきた場合の対処法など、自分なりの考察をご紹介します!

特徴

憤怒

キングピンを使いこなす上で何よりも大事なのは憤怒です(赤いグーマーク)。
キングピンは付与されたデバフを50%の確率で憤怒に変換できます。似たような能力だとエーヴェノやコレクターの執念が挙げられますね。
憤怒やデバフが付与されればされるほど攻撃力や獲得パワーが上昇するため、デバフはキングピンにとって格好の餌といってもいいでしょう。
なお憤怒は攻撃を完全回避された場合にも確定で発動します。

オーバーパワー

そして憤怒+デバフの合計が8を超えると、オーバーパワーと呼ばれる激怒バフを発動します。
これが発動中は憤怒を発動することができない代わりに攻撃力がかなり上がり、必殺技が防御不能となってしまうため大変危険です。
特に相手として出てきた場合は基本オーバーパワーを発動させないよう立ち回るのが重要になってくるでしょう。

強攻撃

また強攻撃には短いながら無敵がつきます。しかしヘビーヒッターノードほどの長さはないため、基本他のキャラと同じ感覚で強攻撃後のカウンターを当てることはできるでしょう。
ちなみに強攻撃を当てると写真のようにタイマーが出現します。このタイマーの発動中に3回連続で強攻撃を当てると激怒バフを発動できます。この激怒が発動中は無敵にはなりません。
特にオフェンスとして使う場合は前述のオーバーパワーを狙って発動するのはなかなか難しいので、火力アップにはいいかもしれませんね。

シグネチャースキル

シグっていると、キングピンは憤怒を2発動した状態で戦闘開始します。
相手として出てきた場合、オーバーパワー発動までに必要なデバフ数が減るので厄介な能力となりますね。
更にオーバーパワー終了時に確率で憤怒を最大で4発動できるようになります。発動確率はシグレベルにより上昇します。

必殺技

必殺1

必殺1は相手にブラックISO-8を付与します。これは相手に直撃ダメージ付与+能力精度と攻撃力45%低下の効果を与えます。ちなみにこれは重複はしません。
オフェンスとして使う場合は能力精度低下が便利ですね。直撃ダメージもそれなりにあるかなと思います。
逆に相手として出てきた場合、オーバーパワーモードでは直撃ダメージがどえらいことになるので注意しましょう。幸い技自体は避けやすいため、後述の必殺2の厄介さも含め基本は必殺1を吐かせるようにして立ち回るのがオススメです。

必殺2

必殺2では杖からビームを発射するのですが、このビームに当たると6.5秒という長い時間無敵になります。
あのジャガノですら最長4.4秒くらいなのでいかに長いかがわかると思います。
この無敵が発動中に攻撃を加えられると確定で憤怒を発動します。
特に相手として出てきた場合はこのビームが非常に厄介で、多段ヒットする性質のため全回避が難しいです。1発でも当たってしまうと無敵が発動してしまうため厄介極まりないです。おまけにオーバーパワー時にはビームも防御不能になるため非常に危険です。

今までの経験的に、回避タイミングはハルバスの必殺2のビームと似ているような気がします。そのため連続で回避すれば全回避は不可能ではありません。
ただリスキーな上、当たった場合の無敵がこの上なく面倒なので、基本は前述の必殺1を吐かせる立ち回りをしていきましょう。

必殺3

必殺3ではこれでもかというくらい相手をタコ殴りにします笑 去り際に札束を相手に吹っかけるのが何とも彼らしいですね笑
この攻撃では憤怒を2つ付与し、オーバーパワー時では効果時間をリセットします。
オフェンスで使う場合は任意で憤怒を発動できる便利な技ですね。ただ必殺3という性質上回転率は悪いため、ぶっちゃけ他の必殺技より優先度は低いかもしれません。

ユニークシナジー

イベクエで部下(?)だったフッドとフィクジットとのシナジーでは憤怒変換率が15%も増加するため、アラウォのディフェンスなどではより厄介になるでしょう。
一方フッドは透明化の持続時間が延長されるため、こちらもディフェンス向きでしょう。またフィクジットは相手にデバフが発動中に攻撃力が上昇するため、お得意の流血を活かした能力となります。

次に宿敵であるDDとのシナジーでは、強攻撃の威力が上昇し、強攻撃発動中に相手が回避することができなくなります。
こちらはよりオフェンス向きの能力といえるでしょう。クラスパやモルドなどに対しては有効そうですね。
一方の旧DDは精度バフの持続時間、新DDはアーマー破壊の持続時間がそれぞれ延長されるため、よりオフェンスで効果を発揮するでしょう。

最後に鉄拳とエレクトラとのシナジーでは物理攻撃を受けると獲得パワーが増加します。より必殺技を出しやすくなるためオフェンスディフェンスどちらにおいても有効な能力となるでしょう。
一方の鉄拳はアーマー破壊の持続時間、エレクトラは流血の持続時間がそれぞれ延長されます。特にエレクトラは流血が効く相手にはより長く精度低下の効果を与えられるため便利になりそうですね。

考察

アタッカーとして

オフェンスとして使う場合は素の攻撃力が低めなため、強攻撃連続ヒットで激怒を発動させ、必殺1のブラックISO-8の効果で直撃ダメージと精度低下効果を与えながら攻めていくのがオススメでしょう。そのため何かと攻撃タイミングを制限されやすいエレクトロやクラスパ、新顔のモードックなどに対してはクラスボーナスも含め他のキャラより幾分立ち回りやすいかもしれません。
ただスキルキャラにはウィドウやクロボンなどより精度低下を有効活用できるキャラも多いため、レベルとしては中堅といったところでしょうか。

対戦相手として

相手として出てきた場合やディフェンスにおいて真価を発揮するキャラといえるでしょう。
デバフを憤怒に変換できる能力から、エーヴェノの執念同様受け流しからの攻撃のペースを何かと崩されがちな上、デバフを与えれば与えるほど強くなる特性が非常に厄介となります。
とりわけオフェンス最強クラスには、グウェプやウルヴァリン、ホムスパなどデバフをメインとするキャラが多いためより注意が必要となるでしょう。

オススメ対戦ヒーロー

個人的にはアンジェラとローグの2体がオススメかなと思います。
双方デバフを与える能力を持っていないため、他のキャラに比べて憤怒のチャージを制限することができるかなと思います。ローグはそれに加え仮にオーバーパワーが発動してもそれをコピーすることもできますね。
またウィドウやクロボンなどの精度低下キャラもオススメかなと思います。
更にはヴードゥーやロナンなど、オーバーパワーによる激怒バフを無効化できるキャラなども比較的相性はいいかもしれませんね。

アライアンスウォーのディフェンス

ディフェンスとして配置する場合は大激怒との相性は抜群でしょう。オーバーパワーは激怒バフ扱いのため、更にパワーアップを図れます。
また憤怒変換率やブラックISO-8の効果を高める上で能力強化も相性はいいかもしれません。
更にはビュッフェとの相性もいいでしょう。バフを無効化し回復するビュッフェとデバフを憤怒に変換するキングピンのタッグはかなり厄介だと思われます。
逆に毒・流血・気絶耐性との相性は少し悪いかもしれません。それだけ憤怒に変換できるデバフが少なくなってしまうため変換効率が落ちてしまうと思われます。

作成・編集:PUTAO7125(【囚人】カサンドラ)