スパイダーマン(スターク強化版)

映画でも大活躍した通称:ホムスパ、テックスパ
今までの蜘蛛系キャラとは正反対に、オフェンス向きのキャラとして登場しました。その強さはリリース当初から話題になっていた故、獲得し愛用している方も多いのではないでしょうか。
実際に使ってみた感触や、相手として出て来た場合の対処法など、自分なりの考察をご紹介します!

特徴

スタークAI

ホムスパの1番の特徴と言えるのがスタークAI(ホムスパについている薄い青のテックマーク)でしょう。
これが発動していると、相手の必殺技が発動した時に自動で完全回避に変化(2枚目の写真)し、相手の必殺技を高確率で完全回避してしまいます。
これは相手として出てきた場合に非常に脅威となりますね。


これを防ぐには、コズミックキャラで殴るか強攻撃を当てることでAIをリブート状態にする必要があります。この状態ではAIが発動しないため必殺技を当てることができます。そのため、コズミックキャラ以外を使う場合は確実に強攻撃を当てていきましょう。

なお、ゲーム上ではスタークAI発動状態では必殺技の完全回避率+100%と書かれていますが、カバムの公式紹介ページでは+60%と書かれています。
あくまで自分の経験上では、たとえスタークAIが発動していても必殺技を回避できなかった場合もあったことから、後者の方が正しいのではないかと思われます。

平静と挑発

そしてホムスパのもう1つの大きな特徴は平静と挑発です。
平静はホムスパに発動している青い蜘蛛マークです(写真では2発動)。これは後方回避や完全回避で貯めることができます。
これを貯めることでホムスパは攻撃力をアップできます。これが、ホムスパをオフェンス最強クラスたらしめる大きな要素です。最大10個まで平静をチャージできるため、満タンまで貯めた際の攻撃力は非常に高くなります。

そして挑発は上の写真で相手に発動している赤い蜘蛛マークです。
これは5連続で攻撃を当てた際に平静を1個消費して発動するもので、相手の攻撃力40%減少、必殺技発動確率70%増加を引き起こします。
この必殺技発動確率上昇が使い勝手が良く、相手に必殺1や2を誘発しやすくなるために必殺3を打たせにくくするということが可能になります。これはオフェンスで使う際には非常に頼りになる要素ですね。
ちなみに、1度挑発を発動してしまえば、後方ダッシュして1秒待つことで次の1撃で即座に再発動できるようになります。

強攻撃

強攻撃を当てるとホムスパはパワードレインを発動します。通常攻撃だけでパワードレインを発動できるのはかなり使い勝手がいいですね。
ただ1度発動すると30秒間はパワードレインが発動しません。タイマーなども特に表示されないので使う際は注意しましょう。

完全回避能力

なお地味にですが、ホムスパは常時完全回避能力も備えています。確率は3%と低いですが、ヒットを連発しているところで急に完全回避されて形勢逆転される、なんてこともあるので油断は禁物です。
同じことはウィドウやムンナイなどにも言えますね。

シグネチャースキル

必殺技

必殺1

必殺1は相手に気絶を付与します(2秒)。
スタークAI発動中は確実に気絶が発動します。基本スタークAIは途切れさせずに動けるはずなのでそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが笑
威力はそれなりなので牽制技には持ってこいでしょう。

必殺2

必殺2では電撃を帯びた糸を発射し相手にショックデバフを付与します。
発射する糸は多段ヒットするため威力も高く、ショックによるダメージも付与できるので、自分はよくこれを使っています。
ちなみにロボットキャラに向けてこの技を発動するとダメージが倍になります。
相手として出てきた場合には最後の連続ウェブショットが回避しにくいので注意が必要です。

必殺3

必殺3では相手にトラップデバフを発動します(相手に発動している赤い蜘蛛の巣マーク)。
これが発動した相手はスキル精度30%低下、常時回避不能となります。
本家のクラスパなどには有効ですね。
ただ回避を封じる目的だけではカーナックの直撃やアイスマンのコールドスナップなど、より簡単に発動できるキャラもいるためそれらに比べると使い勝手は劣るかもしれません。
威力は高いので、発動して損はない技だと思います。


ユニークシナジー

基本は既存の能力を順当に強化したものとなっていますね。
まず宿敵ヴァルチャーとのシナジーではスキル精度がアップするので、オフェンスでもディフェンスでもより扱いやすくなりますね。特にこれで3%しかない完全回避率を18%まで上げられるのは脅威だと思います。
そしてスポンサー(?)である社長とハルバスとのシナジーではAIのリブート速度が上昇するのでディフェンス向きでしょうか。
そして同じく若手のカマラとマイルズとのシナジーでは必殺技が全体的に強化されますね。



考察

アタッカーとして

平静による攻撃力アップの幅は凄まじく、挑発による相手への必殺技の誘発、使い勝手のよい必殺技などの要素も合わさりオフェンスは最強クラスになります。
シグっていれば平静チャージによりクリ率もアップするので更なる火力アップを図れます。
平静を貯める上で回避を重ねる必要はありますが、貯めた後の強さは折り紙つきでしょう。

欠点

欠点は打たれ弱いこと。素の防御力や体力は低い方なので、油断するとあっという間に削られてしまうでしょう。いかに相手の攻撃を回避しつつ平静を貯め、火力を高めて攻撃を加えていくかがポイントとなるでしょう。

火力比較

そして火力の比較でよく引き合いに出されるのが、同じく絶大な火力を出せるスタロですが、この2体の火力の比較で興味深いデータがあります。それがこのグラフ。
横軸がコンボ数、縦軸が攻撃力を表しており
赤:通常のホムスパ
橙:常時クリティカルと仮定したホムスパ
青:通常のスタロ
緑:常時クリティカルと仮定したスタロ
をそれぞれ表しています。

もちろんこんなに単純に変化するわけではありませんが、クリティカルを頻繁に発動できる状況では180コンボくらいまではホムスパが上回っていることが分かります。シグスキルでクリ率をあげられることからも、短期決戦にはホムスパが向いていると言えるのではないでしょうか。
スタロは逆にレジェンドクエストなどの長丁場バトルでは敵なしと言えるでしょう。

対戦相手として

オススメ対戦ヒーロー

ホムスパはマグニートーの磁化の影響を受けるキャラ

アライアンスウォーのディフェンス

AIで必殺技を完全回避できるという厄介な要素はあるものの、封じる手段は比較的容易く、おまけに防御力の低さもあることからクラスは中堅レベルと言えるでしょう。
挑発による必殺技誘発もプレイヤーの前では蛇足となってしまいます。
ただし気絶耐性に置くと話は別です。受け流して強攻撃を当て、AIをリブートさせることができなくなるので、コズミックキャラ以外では必殺技を使えない状態でのバトルを強いられます。
必殺技発動後のカウンターで強攻撃、という手もありますが、ホムスパの必殺技は相手と距離を取る技が多いためその戦法はかなり難しくなります。
その性質上柔軟性などとも相性はいいですね。
あとは必殺2の回避しにくさを活かした必殺2改・志向、防御力を上げる物理抵抗や毒、流血耐性、適応などもオススメかなと思います。
また、最近追加されたパワーシールドとの相性もいいでしょう。パワーシールドは通常攻撃ではダメージを与えられず必殺技の威力のみを超強化するノードなので、必殺技を回避するホムスパにはもってこいでしょう。そこには必殺2改も付いているので厄介さが増します。
ただ、AIをリブートされればそれまでなので見抜かれると終わりになってしまいますが笑

作成・編集:PUTAO7125(【囚人】カサンドラ)